アイアンは名前の通り鉄製のヘッドがついたゴルフクラブです。遠くへ飛ばす事より狙った所に打つため、精度が重視されるクラブです。
以前は3番アイアンからサンドウエッジまでの10本セットになって売ってましたが、ユーティリティや別売りの単品ウエッジの人気により、最近は5番アイアンからピッチングウェッジ(PW)までの6本セットが多くなっています。
ヘッドの形状により大きく分けてマッスルバック ・ キャビティバック ・ 中空アイアンの3つにわけられます。一般的にマッスルバックは上級者向け、初級者から上級者まで幅広く使えるのがキャビティタイプ、中空アイアンはシニア世代や初心者向けとなってます。
近年はキャビティアイアンが進化していて、キャビティアイアンの中でさらに4つに分類されています。
アイアンの選び方
アイアンの種類で選ぶ
マッスルバック
ブレードタイプのアイアンで、ヘッドは小さいものが多いです。ヘッドが小さくうすいので操作性に優れ、ラフから打った時の抜けいいので、上級者やプロに好まれます。ヘッドを操作しやすいので、弾道や球筋をコントロールしたいという人向けのアイアン。芯で打てた時の打感はとても心地いいですが、スイートスポットが小さいのでミスにはシビアです。それでもクラブはかなり進化しているので、ひと昔前のモデルに比べればマッスルバックも易しくなってきています。
キャビティアイアン
初心者や、ゴルフを始める人向きなのがキャビティアイアンです。ヘッドの後ろがへこんでる形や、空間がある型状のアイアンで、重さをヘッドの下部にすることでボールが上がるように設計されていて、比較的ミスにも強くなっています。近年は、アイアンが進化してきて同じキャビティアイアンの中でさらに細分化され始めています。形状がマッスルバックに近いハーフキャビティ、複雑なコンポジットが可能になりシャープな顔でも易しいハーフキャビティアイアン、今までのシンプルな顔の王道キャビティ、ヘッドが大きくトップブレードが厚い大型ヘッドキャビティの4種に分けられるようになってきました。易しいキャビティなら初心者でも問題なく使えるようになると思います。ヘッドが小ぶりでソールが比較的狭いハーフキャビティモデルだけは中・上級者向けと言えます。
ハーフキャビティ

マッスルバックのように弾道や球筋を打ち分けながら、キャビティ効果によりマッスルバックより球が上がりやすくなっています。また打点部分が厚くなっているのでマッスルバックより打感が柔らかくミスヒットにも寛容です。マッスルバックは難しいけど、操作性やコントロールを重視したいという上級者にぴったりなモデルです。
易しめハーフキャビティ
製造技術の進化によりトゥーやヒールにウエイトを複雑に組み合わせられるようになり、見た目はハーフキャビティやマッスルバックとほとんど変わらないシャープなカッコイイ形ながら打ってみると想像以上に楽に打てるタイプのアイアンです。ハーフトップしても球が上がりやすく、少々打点がずれても飛距離が落ちにくくなってます。操作性も兼ね備えているので、アベレージゴルファーからアスリートゴルファーまで幅広い層に向いています。
キャビティバック


アイアンのオーソドックスな形状をしているタイプ。重心距離が短すぎず長すぎず、重視深度も深すぎず浅すぎず、フェースの開閉やダウンブローの度合いが操作しやすい。シンプルな形状なので、操作性、飛距離、易しさのバランスがいいのが特徴とも言えます。しっかりしたオンプレーンのスイングを覚えたい人にオススメなクラブです。
大型ヘッドキャビティ
ゴルフを始める人におススメなのがこのタイプだと思います。アイアンの中でもかなり易しいアイアンなのでよほどパワーがある人でなければこのタイプからゴルフを始めてもいいと思います。大きなヘッドにポケットキャビティと幅の広いソールでスイートエリアが広く球が上がりやすくできています。このタイプのキャビティはロフトも立っている傾向にあり飛距離も期待できます。本当にミスに寛大なので、とにかく楽にプレーしたい人ミスを極力減らしたいゴルファーにはぴったりだと思います。
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中空アイアン(飛び系アイアン)


もう中空アイアンと呼ばなくなってきているかもしれません。昔はユーティリティのようなタラコ型のアイアンだったためこう呼ばれていました。キャビティ同様、ミスしてもヘッドがぶれにくいのでミスに強いです。7番アイアンでロフトが26°、27°のモデルが多く通常のアイアンの5番と同じくらいのロフトに設計されています。それでもソールがかなり広めに設計されていて、重心が低く深くなっているので7番アイアンの高さが出ます。普通のアイアンより1インチ程長く、20g位軽いのでヘッドスピードが遅い人でも飛ばせるクラブになってます。
ゴルフスタイルで選ぶ
ゴルフはひとりひとりによって楽しみ方が違ったり、いろいろな理由でゴルフをしている人がいます。うまくなりたい人、たのしくゴルフしたい人、友達にすすめられて、付き合いで仕方なく等、様々だと思います。そういったゴルファーのスタイルによってもアイアン選びの参考、目安になります。
- とにかく気楽にゴルフができればいい
- 他の人よりアイアンで飛ばしたい
- 楽してミスを減らしたい、ミスしたくない
- 力がなくても飛ばせる(飛ぶ)アイアンがほしい
こんな項目が当てはまる人は ・ ・ ・
球が上がりやすい ・ とにかく飛ばせる(飛ぶ) ・ ソールが広く多少ダフっても大丈夫な
中空アイアンが向いていると思います。
- なんだかんだいっても上手くなりたいと思っている
- かっこよくてそんなに難しくないアイアンが良い
- ボールもコントロールしてできるだけミスも抑えたい
- ミスも減らしたいし、飛距離もほしい
こんな項目が当てはまる人は ・ ・ ・
種類が豊富で選びやすい ・ マッスルバックより易しい ・ 飛びと易しさを両立させた
キャビティバックが向いていると思います。
- かっこいいアイアンがいい
- ボールをコントロールしたい
- 打感の良いアイアンがほしい
- 競技ゴルフに興味がある

